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春の養生

 「春の陽気」という言葉があるように、春は太陽が出ている時間が長くなり、気温も上昇して「陽」の気が増してくる季節です。

 そして、春は頭痛、肩こり、めまい、目の充血、花粉症による鼻づまりなど身体の上部に様々な症状が出やすくなる季節でもあります。
 また、春は「肝」への影響が出やすく、「肝」の機能異常による不眠、不安感、イライラなども起こりやすく、暑がり、のぼせ、興奮しやすいなどが見られることもあります。

 これらの症状は体内の陽気がうまくめぐらず体の上部に停滞してしまうためとも考えられます。
 さらに「肝」が「脾」に影響し食欲不振、疲れ、無気力などの症状が現れる場合もあります。


 春は植物が芽を出し上へと成長し始める季節です。人間の気も上へと上がっていきますが、上がり過ぎは良くないので心をゆったり、リラックスさせて快適に過ごすよう心がけましょう。

菊花

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菊は栽培の歴史が非常に古く多くの品種があることで知られています。
観賞用してもキク科のものはたくさんあってガーデニングで育てたことがある方もおられると思います。

薬用としてはいわゆる食用菊が使われます。

漢方では、頭痛、めまい、目の充血、視力低下等に用いられますが、特に目の健康に関してはクコの実と合わせるとさらに良いといわれています。

菊花茶は色あいが見た目にも鮮やかで気持ちも落ち着きます。味もほんのりとした苦味で飲みやすいと感じる方が多いと思います。

春には「肝」の気の巡りを良くしたり、

補血といって「血」を補う食材がおすすめです。

気の巡りを良くする飲食物

セロリ・春菊・パセリ・キャベツ・黒酢・レバー・薄荷
レモン・みかん・オレンジ・ゆず・グレープフルーツ
菊花茶・ミントティー・ジャスミン茶・カモミールティー

血を補う飲食物

クコの実・黒ゴマ・地鶏・人参・トマト・レバー・豚肉
小松菜・ほうれん草・うずら卵、牡蠣、黒豆、あずき、金針菜
いちご・ブドウ・レーズン・プルーン・ブルーベリー
くこ茶・ほうじ茶

食べ過ぎに注意する食材


羊肉やエビ、唐辛子や激辛のもので身体を温める食材
酒、コーヒーやチョコレートなどの刺激物
トウガンやキュウリなど身体を極端に冷やす食材

​薄荷

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ハッカはヨーロッパで、全草がハーブ療法に利用されてきた薬用植物です。

 

ハッカの仲間は英名をミントといい、代表的なものにペパーミント(セイヨウハッカ)やスペアミント(ミドリハッカ)などがあります。ハッカの仲間は日本にも自生していて、これにはメントールが多く含まれているため、クールミントとよばれます。

 

ヨーロッパでは今でも重要なハーブの一つで、その利用方法としては、軽く煮立たせるか、熱湯を注いでお茶にして服用すると精神的な疲労をとり除き、気持ちを爽やかにし、強壮効果があるとされるほか、浴湯料として鎮痛、鎮静、精神疲労の回復、消毒、消臭のほかに、血行をよくし新陳代謝を活発にするとされます。

また、食欲増進の目的で料理の味や香り付けに使用されるなど、幅広い用途が現在にまで受け継がれています。

春には春のお茶
春茶

​季節限定品(2月中旬~5月上旬)

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